2014/01/18

X-E2 + フジノンレンズ XF35mm1.4 R でふんわり撮れるわけ

先日ケーキを間近からX-E2とGXRで撮った時に、印象が大きく異なりました。X-E2で撮った方がふんわりして見えるのです。いいなあと思いつつ、なぜこれだけ違うのか、もうちょっと比べてみたくて、適切な比較になっているかよく分かりませんが、手近なものをもう一度撮ってみました。対象が真っ黒なXZ-2というのもどうかとは思いますが...。

先の記事では絞り値を同じにしてX-E2とGXRを比べてみましたが、色合いは大きく違うものの、ボケ具合は同じでした。絞りが同じなので当たり前かも知れませんが。今回はX-E2 + XF35mm1.4 Rで絞りを変えて撮ってみました。よく分からないので、F=1.4から3.2まで、1ステップずつ全部です。写りの繊細さが表れそうなダイヤル部分を640x426で切り出してPNGにしています。

F=1.4の画像をみると、ちょっとフォーカスがずれるだけで文字がぼんやり光るようにボケているのが分かります。ピントがあったところはシャキッと写り、その周辺からすぐにふわっとボケて行くので、ふんわり写るのでしょう。これがXF35mm1.4 Rが特に優れているのか、一般的なF=1.4とか1.2のレンズでもほとんど同じなのかは分かりません。でもXF35mm1.4 Rはどこでも評価が高いので、かなり良い方なんだろうな、と思っています。

↓X-E2 + XF35mm1.4 R (F=1.4)

↓X-E2 + XF35mm1.4 R (F=1.6)
↓X-E2 + XF35mm1.4 R (F=1.8)
↓X-E2 + XF35mm1.4 R (F=2.0)
↓X-E2 + XF35mm1.4 R (F=2.2)
↓X-E2 + XF35mm1.4 R (F=2.5)
↓X-E2 + XF35mm1.4 R (F=2.8)
↓X-E2 + XF35mm1.4 R (F=3.2)

比較のために一枚だけGXRの画像を。絞りが同じ2.5の画像同士を比べてみると、X-E2の方が文字の周辺の写り方が、何と言うか文字のエッジが綺麗にメリハリを持って滲んでいるような印象を受けます。GXRの方は、ボケの量は同じくらいとしても、少しメリハリが弱いような感じです。さらに大きな差は、ダイヤル表面に同心円上に刻まれた溝や文字自体が、X-E2の方が明らかにキリッとしているところ。これがローパスレスの効果なのでしょうね。さすがですねえ。

↓GXR + GR LENS A12 50mm Macro (F=2.5)

X-E2 + XF35mm1.4 R、ピントがあったところがキリキリッと写り、それ以外が綺麗に滲むようにボケることで、ケーキがふんわり写るんだろうな、と思いました。

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